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【制作史で読む】The Beatles「And Your Bird Can Sing」──“お蔵入り→作り直し”で生まれた、二重リードのキラーフック

「And Your Bird Can Sing」は『Revolver』の中でも、2分ちょいで刺して終わる“短距離走”みたいな曲だ。ただ、制作史を追うと意外なタイプで、これ 一回完成しかけたのに却下されて、数日後に作り直してる。さらに面白いの...
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【制作史で読む】The Beatles「Can’t Buy Me Love」──パリで4テイク、ロンドンで仕上げ。さらに“ハイハット修理”まで…時間に追われた1964年春の超特急シングル

「Can’t Buy Me Love」は、ビートルズが“世界を獲った”1964年春のど真ん中に投げ込まれた、ド直球ロックンロールだ。曲自体は軽快でシンプルに聴こえるのに、制作史を掘ると「海外で録る」「帰国して作り直す」「直前に技術トラブルを...
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【制作史で読む】The Beatles「Carry That Weight」──“重荷”を全員で歌う、アビー・ロード終盤組曲の心臓部(しかも最初はジョン不在で始まった)

「Carry That Weight」は『Abbey Road』B面メドレーの終盤、「Golden Slumbers → Carry That Weight → The End」へ流れ込む“背骨”みたいな曲だ。短い(1分半ちょい)のに、役割...
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【制作史で読む】The Beatles「Chains」──13時間一発録りの日、4テイクで決着。“ジョージ初リード”を世に出した、白黒デビュー盤の要石カバー

「Chains」は『Please Please Me』の4曲目。アルバムが始まってすぐに“カバー枠”が続く中で、ここで初めてジョージが前に出て歌う。この配置がデカい。制作史の肝はシンプルに3つ。原曲はアメリカのガールグループ The Coo...
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【制作史で読む】The Beatles「Come Together」──“合流しろ”はスローガンから生まれ、ポールの「沼(swampy)」提案で怪物グルーヴになった『Abbey Road』最強の開幕

「Come Together」は『Abbey Road』の1曲目。一発目から空気が重い、濃い、黒い。だけど踊れる。ここでアルバムの“夜の匂い”が決まる。制作史で熱いポイントはこのへん。元ネタは ティモシー・リアリーの政治キャンペーン用スロー...
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【制作史で読む】The Beatles「The Continuing Story of Bungalow Bill」──インドの“虎狩り事件”を茶化して、スタジオ全員で合唱にした「わざと雑」なホワイト・アルバム劇場

「The Continuing Story of Bungalow Bill」は『The Beatles(通称ホワイト・アルバム)』の前半、「Wild Honey Pie」の直後に放り込まれる“寸劇ソング”だ。短いのに、情報量が多い。しかも...
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【制作史で読む】The Beatles「Cry Baby Cry」──童謡の“王様と女王”を、ホワイト・アルバム流の不穏な夜へ。しかも後ろに“謎の無記名曲”が貼り付く

「Cry Baby Cry」は『The Beatles(ホワイト・アルバム)』終盤、「Savoy Truffle」の次、そして「Revolution 9」の直前に置かれた“妙に暗い童話”だ。ジョンの歌なのに、かわいさより不気味さが勝つ。しか...
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【The Beatles】A Day in the Life(邦題:人生は続く)— “日常の断片”を、宇宙規模の終幕に変えた制作史

「A Day in the Life」は『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』のラスト。名曲って言葉じゃ足りない。これはもう制作そのものがドラマになってる曲だ。制作史の肝はこの4つ。ジョンの“ニュース...
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【制作史で読む】The Beatles「Day Tripper」──“週末だけ革命家”をぶった斬る、1965年の最強ギター・リフ。『Rubber Soul』期の余裕と毒が詰まった両A面シングル

「Day Tripper」は、ビートルズ史でもトップクラスに“出だしで勝つ”曲だ。あの一撃リフが鳴った瞬間に、もう逃げられない。制作史の肝はここ。1965年秋、『Rubber Soul』制作まっただ中に録られた“シングル用の即効薬”英国では...
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【制作史で読む】The Beatles「Dear Prudence」──インドの瞑想仲間に“部屋から出てこい”と歌ったら、リンゴ不在の神ドラムと指弾きギターで白アルバム屈指の上昇曲になった

「Dear Prudence」は『The Beatles(ホワイト・アルバム)』の序盤、「Back in the U.S.S.R.」の直後に置かれる“静かに始まって宇宙まで上がる”名曲だ。優しい子守歌みたいなのに、後半はバンドが一段ずつせり...