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【制作史で読む】Guns N’ Roses「Rocket Queen」──欲望と崩壊を8分で全部やった。猥雑な前半から、救いみたいな後半へ。Appetiteを“物語”として終わらせた最終章

「Rocket Queen」は、『Appetite for Destruction』のラストに置かれた理由がはっきりしている曲だ。ここまでアルバムで積み上げてきた 欲望・暴走・依存・街の空気を、一度ぜんぶ汚く吐き出してから、最後にだけ少し違...
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【制作史で読む】Guns N’ Roses「Anything Goes」──“なんでもアリ”を本当にやった初期ガンズの下品ポップ。LAの猥雑さを突っ込んで、アルバムの治安を最終盤でさらに下げる

「Anything Goes」は、『Appetite for Destruction』の中でもいちばん“下品で軽い”。でもそれが必要なんだよ。アルバム終盤で、説教にもドラマにも逃げず、LAの猥雑さをそのまま投げつける役がいる。制作史の肝はこ...
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【制作史で読む】Guns N’ Roses「You’re Crazy」──“速い・軽い・危ない”のに、後年アコースティックで別の顔も見せた二面性。Appetiteの治安をさらに下げ、同じ曲が2回生まれ直した

「You’re Crazy」は、ガンズの中でも妙に“変な勝ち方”をしてる曲だ。『Appetite for Destruction』では短距離走みたいに速くて荒い。でも後年、別バージョンでアコースティック寄りに作り直して、全然違う表情を見せた...
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【制作史で読む】Guns N’ Roses「Sweet Child o’ Mine」──“お遊びのリフ”が世界を獲った。ラブソングなのに泥臭く、偶然と現場力で生まれ、Appetiteを頂点まで押し上げた決定打

「Sweet Child o’ Mine」は、ガンズの曲の中で一番“奇跡っぽい”。だってこれ、最初は真面目に作った名曲じゃなくて、スラッシュが遊びで弾いてたフレーズから始まったと言われる。それが最終的に、全米1位まで行ってしまう。制作史の肝...
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【制作史で読む】Guns N’ Roses「Think About You」──アルバムの治安が一瞬だけ良くなる“甘い罠”。LAの汚れた現実の中で、80sポップの血が顔を出すレア曲

「Think About You」は、『Appetite for Destruction』の中で珍しく“明るい”。ガンズにしては、だいぶ素直にポップで、メロディが前に出る。でもこの明るさ、逆に不穏だ。治安の悪いアルバムの中に急に差し込まれる...
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【制作史で読む】Guns N’ Roses「My Michelle」──“友達の人生”をそのまま歌にしたら、容赦が無さすぎて名曲になった。Appetiteの中で一番リアルな“暴露”が、笑えないのに気持ちいい

「My Michelle」は、ガンズの曲の中でも飛び抜けて“近い”。比喩で逃げない。物語にもしない。実在の友人の現実を、そのまま殴り書きみたいに歌う。だから強いし、だから怖い。『Appetite for Destruction』が“欲望と破...
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【制作史で読む】Guns N’ Roses「Paradise City」──“帰りたい”の一言が、8分近い怪物アンセムに育った。バンの中で生まれ、後追いシングルで全米Top10、ライブの締めを奪い取った

「Paradise City」は、ガンズの中でも“でかくなりすぎた”曲だ。最初は口ずさめるフレーズから始まって、気づいたら終盤は暴走列車みたいに加速していく。陽気な合唱と地獄みたいな加速が同居してるのが、この曲の怖さ。制作史の肝はここ。『A...
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【制作史で読む】Guns N’ Roses「Mr. Brownstone」──“ノれるのに笑えない”のが本物。ヘロインの影をグルーヴに埋め込み、Appetiteの中で一番“陽気に見えて暗い”現実を鳴らした

「Mr. Brownstone」は、ガンズの中でも特にタチが悪い(褒めてる)。だってこれ、めちゃくちゃノれるのに、題材が笑えない。快楽のグルーヴで、破滅の話をやるから刺さる。制作史の肝はここ。『Appetite for Destructio...
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【制作史で読む】Guns N’ Roses「Out ta Get Me」──“全員敵に見える夜”を、そのまま突進曲にした。逮捕寸前の空気と被害妄想スレスレの怒りが、Appetiteの中で最も危険な加速になる

「Out ta Get Me」は、『Appetite for Destruction』の中でも特に“刺々しい”曲だ。ロマンも余韻もない。あるのは、疑いと怒りと加速だけ。制作史の肝はここ。『Appetite for Destruction』(...
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【制作史で読む】Guns N’ Roses「Nightrain」──“安ワインでぶっ飛ぶ夜”を、そのまま主題歌にした。スタジオではタイトに締め、ライブで暴走して、Appetiteの“転がり方”を決めた疾走曲

「Nightrain」は、『Appetite for Destruction』の中でも一番“現場の匂い”が濃い。作り物の悪さじゃない。実際に悪い夜のテンションが、そのまま入ってる。制作史の肝はここ。『Appetite for Destruc...