2025-12

音楽

【制作史で読む】The Beatles「All You Need Is Love」──“世界同時中継”のために作られた、史上いちばん公共性の高いシングル

「All You Need Is Love」は、名言みたいに語られる曲だ。でも制作史で見ると、これは“思いつきのラブソング”じゃない。放送日が先に決まってる、ガチの現場案件だ。1967年、衛星を使った世界同時中継番組『Our World』。...
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【制作史で読む】The Beatles「All Together Now」──1967年に録って、1969年まで寝かせた“子ども歌”が強すぎる

「All Together Now」は、ビートルズの中でもかなり異色だ。ノリは子ども向けの歌みたいに単純、でも制作史を追うと “1967年に完成してるのに、世に出るのは1969年” という回り道をしてる。しかも、映画『Yellow Subm...
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【制作史で読む】The Beatles「All My Loving」──“恋愛ソングの顔”をした、バンド運用の完成形

ビートルズの初期って、勢いと熱量で押し切る曲が多い。でも「All My Loving」は、ただの勢いじゃない。作曲の仕方、録音の詰め方、リリース戦略、ライブでの武器化まで、全部が噛み合って“強い定番”になった曲だ。派手な実験はない。その代わ...
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【制作史で読む】The Beatles「All I’ve Got to Do」──“スモーキー風”を狙ったのに、録音現場が一番ドラマだった曲

「All I've Got to Do」は派手じゃない。むしろ地味だ。でも制作史を追うと、これが“手馴れた一発録り”じゃなく、スタジオで転びまくってから決まった曲だって分かる。しかもジョン自身が「またスモーキー(Smokey Robinso...
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【制作史で読む】The Beatles「Act Naturally」──“リンゴ枠”が確定した、いちばん気楽で強いカバー

ビートルズの曲って、革新とか実験とかで語られがちだ。でも「Act Naturally」は真逆。肩の力が抜けきった“カントリー一発”なのに、制作史を追うとちゃんとドラマがある。結論から言うと、この曲は 「リンゴに歌わせるために選ばれた、最後の...
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【制作史で読む】The Beatles「Across the Universe」──“同じ録音テイク”が何度も生まれ変わった曲

「Across the Universe」は、ビートルズの中でもちょっと変わった出世をした曲だ。録音は1968年。なのに、世に出た形はいきなり“チャリティー盤(鳥の効果音つき)”。さらにアルバム『Let It Be』では豪華オーケストラで別...